2012年11月21日水曜日

オーズウィザードリングリペイント リベンジ その2

前回、黒下地を作るとか書いておきながら、その過程を写真に撮り忘れました!
工程としては、グレーサフ → 2000番で調整 → EXブラック → ウレタンクリア、です。

ウレタンクリアが非常に綺麗に塗れたので、研ぎ出しは行いませんでした。
黒下地の上からメッキシルバーNEXTを塗った結果がこちらです。


もうぬっるぬるのぴっかぴかです。
できるだけ薄く吹いて、都度乾かして、曇りが出るギリギリのラインで止めました。


素のオーズウィザードリングと比べるとこんな感じ。
まったく別物です。


電球色の下で撮ってみました。
光を反射しまくってくれます。

オデコのポッチが未塗装なので、十分乾かしてからマスキングします。
メッキシルバーNEXTはマスキングに耐えると評判ですが、ちょっとドキドキします。

2012年11月17日土曜日

ビッグウィザードリング マスキングリベンジ その4

ビッグウィザードリング マスキングリベンジ
ビッグウィザードリング マスキングリベンジ その2
ビッグウィザードリング マスキングリベンジ その3

さて、いよいよ大詰めです。
乾燥機でよく感想させてから、布でざっと磨いてみました。


メッキ調。ピカピカです。
さて、肝心のマスキングですが・・・。


ぺりぺりっと・・・。


綺麗に剥がれました!
こびり付くことも、塗装を道連れにすることもなく、非常に気持よい剥がれっぷりです。
入り組んだ部分もばっちりです。
これは他のウィザードリングにも使えそうです!


裏返すとこんな感じ。
マスキングコートの地色がみてとれます。


土台と合体させ、撮影してみました。
金属の質感、ギラッギラです。


未塗装のキックストライクウィザードリングと比べてみると、一目瞭然。
満足の出来となりました。

今度は、マスキングコートを希釈して、模様の細かいディフェンドウィザードリングに挑戦してみようかと思います。

2012年11月16日金曜日

エアテックス「XP-725」のOリング交換 その3

エアテックス「XP-725」のOリング交換 その2

Oリングがいかれた → 東急ハンズで代替品買う → やっぱり正規品だよね、ってのが今までの流れ。
使用感元通りなんて書きましたが、またしてもレバーの戻りが悪くなってきました。
新品なのになんでだろう?
まあこういう時は、油差してあげればいいんじゃないかと。


というわけで、東急ハンズでシリコンオイルを買って来ました。
189円だったかな。
結構大きいです。中指より長い。
絶対使い切れない。

竹串の先をちょちょっと浸して、Oリングとその接触面に塗布してみました。
結果、びっくりするほどスムーズに!
いろんなところに差して回りたい欲求を、グッと堪え中です。

2012年11月14日水曜日

ビッグウィザードリング マスキングリベンジ その3

前回液体コンパウンドで磨きをかけたビッグウィザードリング。
雨も止んで湿度も下がったので、メッキシルバーNEXTを塗装しました。


エア圧を0.03~0.05Mpaに調節して、ノズルを絞りに絞って重ね塗り。
ちゃんとメッキ調になりました。
指を映してみましたが、輪郭もそれほどガタガタしていません。
液体コンパウンドで磨いた甲斐は、あったのかもしれません。


一枚じゃ寂しいんで、マスコレのラトラーターコンボも映してみました。

このマスコレ、リペイントしようと思って買ったんですが、塗装の見事さに完全降伏しました。
自分の力量ではこれ以上の塗装は無理だ・・・。
このクオリティが簡単に手に入るなんて、凄い世の中になったもんです。

ビッグウィザードリングは乾燥機に入れました。
完全乾燥させて、柔らかい布で磨き上げます。

それが終わったら、いよいよマスキングコート剥がしです。
ドキドキです。

2012年11月12日月曜日

オーズウィザードリングリペイント リベンジ

ウィザードリングをメッキ調リペイント6

メッキシルバーNEXTが曇ってしまい失敗した、オーズウィザードリング。
エアブラシも直ったので、リベンジです。

まずは塗装を剥がすために、イソプロピルアルコールに漬け込みます。


一日漬け込んでみたら、こんな感じに。
なんか有機的デザインの悪ライダーっておもむき。

歯ブラシでこすってやれば、簡単に剥がれます。
溶かすというより、まさに「剥がす」。
ウレタンクリアでもなんなく剥がせますし、下地を侵すこともほとんどないです。


一応人体には有害なので、防毒マスクと保護メガネかけて、手袋つけて作業。
こんなに綺麗に剥がれました。
特にオーズの顔部分・・・


元々の塗装も剥がれて、透明に。
これはこれで綺麗だなあ。

まだ部屋の湿度が80%を下回らないので、サフ吹きとヤスリがけだけして終了。
次回は黒下地作りを行います。

2012年11月11日日曜日

ビッグウィザードリング マスキングリベンジ その2

前回マスキングコートを塗布したビッグウィザードリングですが、こんな感じになりました。


良い言葉が見つからないんですが、いいですねこの感じ。
なんだろう、ポイフルっぽいというか。
お菓子みたいな、わくわく感が。

わくわく感はともかく、しっかりマスキング出来ているようなので、塗装していきます。
グレーサフ吹いて、スポンジヤスリで表面整えて、EXブラックを吹く。
でもって、EXクリアーを三回に分けて塗装。


こんな感じになりました。
EXクリアーを吹く度に乾燥機で2時間ほど乾かして、更に最終塗装から6時間経過した状態です。


この時点で、表面は結構つやつやしてるとおもいます。
そのままメッキシルバーNEXTをのせちゃおうかと思ったんですが、雨が降って来ました。
なので、車用の液体コンパウンドで磨いてみました。
番手は3000 → 7500 → 9800です。


結果がこれなんですが、あんまり変わらないですね。
画像逆に貼っても気づかないとおもいます。

研ぎ出しってやったことなくて、力加減がわからないのです。
なので2000番の紙ヤスリとか、怖くってあてられませんでした。
そのうち、面積の広いモデルで、徹底的に研ぎ出しってのをやってみたいです。

次回、メッキシルバーNEXTの塗装に入ります。

MGF ワイルドタイガーを作る その2

「どうも! TIGER&BUNNYのなんにでもマヨネーズをかける方、虎徹です!」

やっとこさインナー部分の塗装を始めました。
何色にしようか迷ったんですが、下地のつもりで吹いたガイアノーツのサーフェイサーEVOブラックがとってもマットでかっこ良かったので、それでいくことにしました。

マットな黒ってたまんないですよね。
グロスなメタリックとか合わせちゃうとさらに。


ささっと塗装した後、LEDの組み込みテストをしてみました。
配線には、0.2mmくらいのポリウレタン銅線を使ってます。


試しに光らせるとこんな感じ。


暗くするとこう。
肉眼とカメラでは、大分見え方が違います。
実際はもっと暗いです。


一番上のスリットから、LEDがチラリと見えます。
φ3mm砲弾型LEDです。

LEDの位置の問題で、どうしても光り方にムラは出ます。
上の方が明るく、下の方がくらい。

内側にシルバーを塗って反射率を上げるとか、気が向いたら考えてみようかと思います。

2012年11月8日木曜日

エアテックス「XP-725」のOリング交換 その2

エアテックス「XP-725」のOリング交換

Oリングがイカれたので、東急ハンズで合いそうなOリングを購入したよ、というのが前回までの話。
レバーの戻りが悪いなあなんて言いながら使ってたんですが・・・。
だんだんと、「戻らない」ようになってきてしまいました。

やっぱり径のしっかり合った純正品じゃないと、不都合が起こるのだなあ。
というわけで、ショップに取り寄せを頼みました。


XPP17 ピストンピンオーリング


左がハンズで買ったやつ。
右が純正品です。

こうして並べると、内径の違いがよくわかります。
左は直径1.78mm、右は恐らく2mmです。

その差は0.22mmと、文字にするとすっごく小さい。
誤差っぽく思えちゃうくらいですが、やっぱり純正品はしっくりきました。
レバーの使用感も元通りです。当たり前ですが。


すぐにでもハンドピースを使いたい!という気持ちから行った代替品探しですが、結果はともあれ中々楽しかったです。
工夫でなんとかならないかな?って試み、楽しいですよね。


ただ、結論としては、やっぱ純正品だよね!ってことで。

ガイアカラー「リアルアイアンブラック」試し塗り

グラファイトブラックに続き、リアルアイアンブラックも試し塗りしてみました。
グラファイトブラックの記事はこちら。
 ガイアカラー「グラファイトブラック」試し塗り

テストピースは、BB戦士Zプラスの頭。
ウェイブライダー形態で飾ろうと思っているので、頭はいらないのです。
偉い人にはそれがわからんのですよ。

というわけで、ざざっと塗装。


つや消しの焼鉄色?
なんかこう、ぐっとくるものは無いです。
ただの粒子の荒いアイアンのような。

が、このリアルアインアンブラックの真骨頂は、「錆びる」こと。
本物の鉄粉を含有してるので、800番手くらいのヤスリで塗膜を削って鉄粉を露出させてから水につけると、数日後に錆びるそうです。


というわけで、スポンジヤスリでごしごし。
で、水につけておきました。

冬も近づいて乾燥してきているので、環境的には厳しいかもしれませんが、どのなるのかちょっと楽しみですね。

2012年11月7日水曜日

ビッグウィザードリング マスキングリベンジ

ウィザードリングをメッキ調リペイント3
ウィザードリングをメッキ調リペイント4

上記記事の中で、ビッグウィザードリングのマスキングに挑戦しました。
結果は失敗。
デザインナイフの刃がひっかかって、マスキングゾルがベロンと剥がれました。



マスキングゾルが悪いんじゃなくて、私の腕が悪いんです。
さてどうしようかと悩んでいたんですが、やっぱりこういった複雑な図柄は、液体でマスキングするのが正解なんだろうと思い、もう一回挑戦しました。

今度は、ガイアノーツのマスキングコートを使ってます。
更に、筆ではなく竹串を使って、塗るのではなく、隙間に充填していくような気持ちで挑みました。


これが結構気持ちいい!
面積の広いところにたっぷりめにマスキングコートを垂らして、竹串の先で細いところへ押し出してやるような感じです。
境界部分は段差になっているので、ちょちょっと押してやれば、勝手に縁を埋めていってくれます。
はみ出しが無いので、デザインナイフでこそぐ必要も無さそうです。

今回は原液ままの粘度でやってみましたが、少し希釈してもいいかもしれません。
マスキングコートは水溶性なので、水かアルコールで希釈するのかな?
ディフェンドウィザードリングなんか複雑なので、そっちは希釈してやってみようかと。

現在乾燥中。
どうなるか楽しみ。

2012年11月4日日曜日

MGF ワイルドタイガーを作る


「どうも! TIGER&BUNNYのヒゲの方、虎徹です!」
買ったはいいけどほったらかしてたワイルドタイガーさんを素組しました。
「MG FIGURE-RISE」ってシリーズで、バーナビー・ブルックスJr も出てます。


このキット、いたる所に直径(φ)3mmの砲弾型LEDを仕込むためのモールドが存在します。
最近LEDに興味を持ち始めていたところだったので、挑戦してみようかと。


まず電源の問題ですが、私の拙い技術では、体内にボタン電池を仕込むなんてことは無理そうでした。
なので、外部電源化をすることにします。
外への出口は、干渉の少ない腰付近に決めました。


裏側を見ると、軸受があります。
ここは無くても支障はなさそうなので、リューターで削り取ります。



でもって、ピンバイスで大まかに穴をあけて、ICソケットを埋め込める大きさに、鉄ヤスリで拡張していきます。




表から見るとこんな感じ。
 
 

思いっきり腰を反らせても、装甲をつけても干渉しません。
LEDを光らせたい時は、ここに電池ボックスをつなぎます。

隙間はゼリータイプの接着剤で埋めて、ヤスリで調整。
なるべく、まわりに馴染むようにして、モールドの一部として処理しときます。

これで電源が確保できました。
初LED組み込み、上手く出来るといいなあ。

ガイアカラー「グラファイトブラック」試し塗り

ガイアノーツのガイアカラー「グラファイトブラック」を試してみました。
鉛筆の芯などに使われる黒鉛を実際に含有していて、独特の塗装表現ができるそうです。


吹いただけだと、かなりマットな濃いグレーになります。
それを紙ヤスリなどでなでてやると、金属っぽい光沢が出ます。


こっちが吹きっぱなし。
粒子が荒い、かなりのつや消しになります。
これはこれで面白いけど、誤ってどっかにこすったりすると、そこだけ光沢出たり・・・。
また、他のパーツに黒い汚れが付着します。

この状態を保つにはどうしたらよいのか?
クリアーでコートすると、ただの半ツヤになってしまいそう。
つや消しクリアーでトップコートってのもなんか変な感じが。



こっちが、ティッシュで表面をなでたもの。
紙ヤスリだとまた違った感じになるのかな?

鉛筆の芯ですね。
鈍い光沢、金属の重みを感じさせます。
こっちはトップコートしても問題なさそう。


マスキングしたうえで表面をこすれば、マットな部分とグロスな部分を一つの塗料で表現できそう。
が、やっぱりマット部分のトップコートが問題ですね。


インナーフレーム・銃器、特にバレル部分・デティールアップパーツとか、アクセントに使えそうな。
でもちょっと扱いづらそうな。
そんな印象です。

ちなみに塗装に使ったのは、「MGF ワイルドタイガー」の胸部 及び 腹部のインナーです。
これはこれでカッコイイんですが、もっと黒くてマットな方が、装甲のグロスと併せて見たときに映えるかなと思うので、塗り直します。

2012年11月3日土曜日

エアテックス「XP-725」のOリング交換

よく手入れしたつもりだったのに、エアブラシがウレタンクリアで詰まった。
ニードルの滑りが非常に悪くなって、一度レバーを引くと、引きっぱなしの状態になる。
当然塗料はダダ漏れ。

これでは塗装できないので、分解してラッカーうすめ液の海へドボン。
ウレタンはラッカー溶剤に強いとは言っても、漬け込んでしまえば薄皮のごとくホロホロと剥がれ落ちる。
これで一件落着と思ったら、ホロホロしたのはウレタンだけじゃなかった・・・。

「ピストンピンオーリング」、ようはパッキンもイカれてしまったようで、エアーが漏れるようになった。
や、見落としてました。残念。
エア圧がガンガン下がるので、これまた塗装ができない。


せっかくの休みなのにそれは無いだろうと、手近なホビーショップに電話してみると、どこも取り寄せ対応。それはそうか。
というわけで、この手のマテリアルに強い東急ハンズに行ってきた。

外径・内径ピッタリのものは無かったが、かなり近いものがあったのでそれを購入。
ニトリルゴム製(だったかな?)の「オーリングAP1.78」。


シンナー耐性はそんなに良くないみたいだけど、(今回みたいに漬け込まない限り)ここはそんなに晒されない部分だと思うので、まあ良いかと。
それに315円でこれだけ買えたので、ダメになったらまた交換すればいいし。
シリコンゴムで同じような径のものもあったので、本当にダメダメだったらそっちに乗り換えよう。

で、実際に交換してみた結果、本体への装着は純正品並。
が、内径がちょっと狭いので、レバーの押し込み感が変わった。
少し抵抗感が増し、レバーの戻りもちょっとラグがある。
とはいえ許容範囲内だと思う。

ん、これで塗装が出来るぞ!と思ったんだけど、ウォッカ飲みながら実話怪談本を読んでたら、ほどよく酩酊してしまったので結局作業せず。

やあ、ほんと気持よくなってしまった。
現実と本と夢の境目がなくなって、沈むように意識が閉じる感覚がたまらない。


2012/11/08 追記
2日ほど経過したら、レバーが「戻らない」ようになってきました。
↓結果、純正品を買いました↓

エアテックス「XP-725」のOリング交換 その2



2012年10月17日水曜日

補中益気湯

どうもここのところ体の調子が良くない。
ちょいちょい発熱するし、常に身体がだるい、風邪をひきやすい。
というか、もう1年近くそんな状態が続いている気がする。

書き出しからおっさん臭くて嫌気がさすが、本当だから仕方がない。

歳か?実は大病を患っているのか?憑かれてる?
本気で疑っちゃうくらい調子が悪い。

先日も急に熱がガーッと上がったので、会社の近くのクリニックに行った。
そこの先生はよく話を聞いてくれたので、前述のようなことを伝えてみた。

曰く、すげー疲れてるんじゃない?と。
中途半端に快復した状態で仕事して、また疲れて、また風邪ひいて、体力が削られていって・・・。
そんな感じじゃないかと。

「気」が足りてないんだよ、いい漢方がある。
ってな具合に話が転がっていって、最初はぎょっとしたけど、なんか「気」って言葉に魅力を感じたのでオススメ漢方を処方してもらった。
なにせ「気」だからね。

で、出されたのが『補中益気湯(ほちゅうえっきとう)』とかいう漢方。
後で調べてみたら、結構メジャーなやつらしい。
詳しいことはウィキペディアに書いてあるよ!
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E4%B8%AD%E7%9B%8A%E6%B0%97%E6%B9%AF

別名の『医王湯』ってのもイカしてるし、しばらく飲んでみようと思う。
味は悪くない。
別においしくもないけれど、ついつい薬を飲むのを忘れてしまう僕が、これに関しては忘れない。
それどころか、飲むのが待ち遠しいほど。
別に変なものは入ってないはずだが・・・。

身体が欲してる、今必要な薬は美味しく感じるとか言うし、そういったことじゃないだろうかと。
実際飲み始めてから、調子はいい。
劇的ではないけど、疲れがとれてきている気がする。

漢方だからそんなすぐ効くはずないので、プラセボ効果かもしれないが、それでもありがたい。
なんかこう、自分に合った薬に出会えたって感じがまた嬉しい。


なんかここんとこちょっとだるいなって感じたら、『補中益気湯』を思い出してみるといいかもしれない。

2012年10月10日水曜日

ウィザードリングをメッキ調リペイント6

メッキシルバーNEXT、表面に浮いた粉を布で拭き取りました。


なんかちょっと曇ってます。
あれ?いつもと違う。


で、ウレタンクリアーでトップコートしたら、あらら、ただのシルバーになっちゃいました。
左がリペイント、右が素のまま。
リペイント後の方が断然綺麗ですが、この曇り方は納得がいきません。
失敗です。

乾燥が足りなかったのか?
今までと違うウレタンクリアを使ったから、勝手が違ったのか?

テストピース使って検証しようと思います。

2012年10月8日月曜日

ウィザードリングをメッキ調リペイント5



乾燥機から取り出して、メッキシルバーNEXTを吹いてみました。
今回は下地色を、定番の黒から白とシルバーに変えてみたわけですが、結果・・・。



白下地だととても明るい色合いになり、個人的にかなり気に入りました!
黒に比べて、色が出やすいです。
反面、ちょっと軽い感じがするかもしれません。



シルバーも、白とほぼ変わらない発色です。
サーフェイサーEVOシルバーを使ってしまったので、表面がでこぼこしちゃってます。
あたりまえですね。なんでサフを選択したんだろう。

吹きっぱなしなので、表面が粉を吹いてます。
乾燥機に入れて十分に乾かしたら、柔らかい布で拭います。

次回は、メッキシルバーNEXTのウレタンクリアーによるトップコートを行う予定です。

ウィザードリングをメッキ調リペイント4

前回下地色を吹いたので、今回はその上にウレタンクリアーを吹いていきます。


今まではフィニッシャーズの「GP01」を使っていたのですが、今回は「マルチトップハイクリヤー」というものを使ってみます。
メッキ調塗料をオーバーコートする場合、私はウレタンクリアを希釈せずに吹いています。
その方が、曇りが少なくて済むようなんです。
恐らく希釈に用いるラッカーシンナーで、メッキ調塗料の金属粒子が流れてしまうのではないかと。

おびただしい数のテストピースを消費したうえでの結論なので、推測は間違っているかもしれませんが、曇りにくいことは確かです。

で、「GP01」を希釈せずに吹いていたわけですが、かなりの頻度で「霜」が発生しました。
ほんとの霜じゃなくて、白い粉っぽいものが塗装表面に堆積しちゃうんですね。
調べてみると、ウレタンクリアが塗装面に到着する前に固まった結果だそうです。

放っておくと周りに馴染んで消えることもありますが、残ることもあるので、放置する気にはなれず・・・。
上からもういっかいクリアを吹けば溶けるけれど今度はその周辺が・・・、と、イタチごっこを繰り返すことになります。
そうやって心をすり減らしていくわけです。

そんな無限地獄から解き放たれたいと、霜の出にくい、粘度の低そうなクリアを探していたら「マルチトップハイクリヤー」に行き当たったと。


で、実際吹いてみたところ、まったく霜は出ませんでした。
容器から取り出した時は思ったより粘度が高くて不安でしたが、今までの苦労がウソのようです。

1時間ほど自然乾燥させたあとで、乾燥機で強制乾燥。
60℃60分で完全硬化って書いてあったので、今頃カッチカチになっているのではないかと。


一番小さな300gセットを買ったんですが、ガンプラ塗装・食玩リペイント程度の用途だと、これで十分です。
それどころか、いつ使いきれるのやら。使い切る前に劣化させてしまいそう。
ちなみにこちらで購入しました。
 ぺいんとわーくす

今回はエア圧0.2Mpaで吹いたのですが、もっと圧が高い方がいいかもしれません。
あんまりテロテロになりませんでした。ちょっとゆず肌っぽいかも。
次回は0.3~0.4Mpaでトライしてみようかと。



さて、マスキングゾルを塗って乾燥させていたビッグウィザードリングですが、このようにいい具合になりました。
さあこそぐぞ!と、デザインナイフの刃を新品に交換して挑んだのですが・・・。


ちっと刃がひっかかっと思ったら、ベロンと。
綺麗に剥がれました。
これはこれで気持ちがいいですが、失敗です。

どうやってマスキングするか、思案していきます。