よく手入れしたつもりだったのに、エアブラシがウレタンクリアで詰まった。
ニードルの滑りが非常に悪くなって、一度レバーを引くと、引きっぱなしの状態になる。
当然塗料はダダ漏れ。
これでは塗装できないので、分解してラッカーうすめ液の海へドボン。
ウレタンはラッカー溶剤に強いとは言っても、漬け込んでしまえば薄皮のごとくホロホロと剥がれ落ちる。
これで一件落着と思ったら、ホロホロしたのはウレタンだけじゃなかった・・・。
「ピストンピンオーリング」、ようはパッキンもイカれてしまったようで、エアーが漏れるようになった。
や、見落としてました。残念。
エア圧がガンガン下がるので、これまた塗装ができない。
せっかくの休みなのにそれは無いだろうと、手近なホビーショップに電話してみると、どこも取り寄せ対応。それはそうか。
というわけで、この手のマテリアルに強い東急ハンズに行ってきた。
外径・内径ピッタリのものは無かったが、かなり近いものがあったのでそれを購入。
ニトリルゴム製(だったかな?)の「オーリングAP1.78」。
シンナー耐性はそんなに良くないみたいだけど、(今回みたいに漬け込まない限り)ここはそんなに晒されない部分だと思うので、まあ良いかと。
それに315円でこれだけ買えたので、ダメになったらまた交換すればいいし。
シリコンゴムで同じような径のものもあったので、本当にダメダメだったらそっちに乗り換えよう。
で、実際に交換してみた結果、本体への装着は純正品並。
が、内径がちょっと狭いので、レバーの押し込み感が変わった。
少し抵抗感が増し、レバーの戻りもちょっとラグがある。
とはいえ許容範囲内だと思う。
ん、これで塗装が出来るぞ!と思ったんだけど、ウォッカ飲みながら実話怪談本を読んでたら、ほどよく酩酊してしまったので結局作業せず。
やあ、ほんと気持よくなってしまった。
現実と本と夢の境目がなくなって、沈むように意識が閉じる感覚がたまらない。
2012/11/08 追記
2日ほど経過したら、レバーが「戻らない」ようになってきました。
↓結果、純正品を買いました↓
エアテックス「XP-725」のOリング交換 その2

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